フルサイズを使ってみて、マイクロフォーサーズの良さを再認識した話

マイクロフォーサーズを8年使ってきましたが、昨年秋にLUMIX Sシリーズ、35mmセンサーのDC-S5を購入し、併用を始めました。

併用によって、改めてマイクロフォーサーズの規格の良さに気付かされています。
そのことについて国語力のない私ですが、書かずにいられませんでした。


マイクロフォーサーズは、よく他の大きなセンサーフォーマットと比べられて、ボケない、高感度に弱いとか、新機種が出ると「フルサイズ並なった」等と語られます。
確かにフルサイズと比べれば劣っている部分ですし、新機種が「フルサイズ並」になったところで、そのときフルサイズはさらに1歩先へ行っています。

いろいろあって、なんとなく使っていて劣等感を抱く部分もあったのがマイクロフォーサーズでもありました。

今回、DC-S5を導入してみて、異なるフォーマットでのスペック比較は殆ど無意味だと気付かされましたし、マイクロフォーサーズユーザーは劣等感を抱く必要はないと思いました。

全くの別物なのです。

フルサイズ、マイクロフォーサーズの、どっちが素晴らしいとかではなく、それぞれの特性があり、適材適所に投入して使い分けることで、より表現の幅が広がったり、シャッターチャンスが増えたり、楽しみ方が広がる可能性があると感じました。

自転車に乗る人だと分かると思うのですが、スーパーに買物に行くのにママチャリは便利、長距離を走るにはロードバイクが便利。でも逆はどうでしょうか。

どちらも同じ自転車という乗り物です。
カメラもセンサーサイズが違ってもカメラです。

違った例で、クロスバイクをロードバイク目指して改造をしても、お金が掛かるばかりでロードバイクには走行性能では敵いません。
今回の話に置き換えると、マイクロフォーサーズでフルサイズ並のボケを得るためには云々の話はよくあるのですが、この差を埋めようとしても、クロスバイクとロードバイクの話と同じで、いろいろやって、お金もかかって苦労したのに、結局、ボケはフルサイズほど得られないとかですね。

フルサイズが得意としている部分にマイクロフォーサーズで張り合って挑んでも敵わないですし、その逆も同じだと思います。

マイクロフォーサーズのことをフルサイズと比較して、頭ごなしにダメだと言う人も結構いるように思います。これはナンセンスです。
それぞれの特性を活かして、適材適所で使い分ければ良いと思います。

ですが、メーカーまでこんなツイートをしていて、なんだかなぁ…と思います。


マイクロフォーサーズは、イメージセンサーが高価だった時代に出てきた規格でもあり、それで大きなセンサーと比較されがち、見下しがちな構図ができあがったのかも知れませんね。



フルサイズとマイクロフォーサーズ、それぞれの特性を書くとクドくなりますので割愛します。

Panasonicがフルサイズに参入する際、「フルサイズとマイクロフォーサーズは共存できるフォーマット」と語ったのが、両方のフォーマットを使ってみて、よく分かる昨今です。

フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ、1インチ、コンデジ、全部使ってきましたが、マイクロフォーサーズはとてもバランスの良い規格だと改めて感じています。


【マイクロフォーサーズの今後】

主力メーカーの動向どうなっているのでしょう。

OLYMPUSは、OMソリューションズへ移行。
OLYMPUS時代、最後のほうにリリースされたカメラは、世代が新しくなったとは言い難い微妙な仕様。

Panasonicは、GX7 MK3が生産完了、カメラのキタムラなどでGH5が終売になったようです。
フラッグシップのGH5、G9proのリリースから年月が経過しています。
新機種もG100といった何とも微妙な製品がリリース…

現状、ズバッとこれ買っておけば間違いないという機種がなくて、散らかっているようにも見えます。

レンズで言うと広角・望遠系は進化がみられるものの、標準域のブラッシュアップがされていないようにも思います。

規格を活かした製品で長く続くフォーマットであってほしいと願います。

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